関西支部では、若手・中堅の個人会員の皆様を対象として、ゴム関連技術の基礎について各分野の第一線でご活躍されている著名な先生をお招きし、少人数で講師と受講者の距離を縮め、質疑に時間を割くインタラクティブなセミナーを予定しています。個人会員は受講料も無料としていますので、お気軽にご参加ください。
2022年度若手セミナー予定
講師: | 京都工芸繊維大学 教授 櫻井 伸一 様 |
場所: | 京都工芸繊維大学 |
要旨: | X線散乱の基礎の講演(櫻井先生)と京都工芸繊維大学のX線回折装置・各種構造解析装置の見学会をセットにしたようなセミナーを開催致します。「アカデミアと企業の若手研究者の交流の場」として、講演者を含む京都工芸繊維大学バイオベースマテリアル学専攻の教員との交流(意見交換)も実施致します。 |
講師: | 横浜ゴム株式会社 材料機能研究室 理事 エグゼクティブフェロー・研究室長 網野 直也 様 |
場所: | オンライン開催 |
要旨: | タイヤにはスチールコードが埋め込まれておりゴムと強固に接着しているが、長期の利用により接着劣化が起こることが知られる。タイヤは路面と接触し高い摩擦力を発揮するが、この摩擦力はゴムの物性や路面との接触状況によって大きく変化する。このような接着や接触において、その界面の状態を知ることは、タイヤの開発において極めて重要である。ここでは、タイヤ開発に必要な解析、計測技術に関する事例を紹介する。 |
講師: | 株式会社日産アーク 物性・化学解析部 化学分析室 振動分光チーム 小林 健一 様 株式会社日産アーク 現象解析部 現象解析室 モルフォロジ―解析チーム 山田 大景 様 |
場所: | オンライン開催 |
要旨: | 高分子材料では破損や変色など様々な不具合が発生することがあり、その不具合原因を究明して対策する必要があります。今回は、不具合解析に有効な破?解析や当社オリジナルの断面組織可視化技術などの分析手法のご紹介を交えて、事例を解説します。さらに、複数の分析手法を組み合わせた複合分析によって成形条件や溶着条件などの最適化を検討し、不具合を対策した事例についてもご紹介します。 |
募集人員 | 先着12名 (定員になり次第締め切ります) |
受講料 | 会員(正会員、学生会員):無料 |
申込方法 | 受講を希望される会員はE-mailで会員No.および、参加目的、講師への質問を添えてお申込み下さい。 |
お問合せ先 | 一般社団法人 日本ゴム協会 関西支部 事務局 |